No.16 75年間の心理学実験から学ぶ健康と幸福になる秘訣 : 3 選

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みなさんこんにちは~
ビザ申請をして全く、音沙汰のない領事館に少しイラつきを覚えているチャニです!普通なら3日ぐらいでビザってもらえるんですけどね( *`ω´)。コロナウイルスの影響が本当に強いんだなって思いますʅ(◞‿◟)ʃ。まあ気長に、ブログ更新や英語学習でもして待つことにします、、、。

今回は幸福についての内容になっています。それも75年以上続く、心理学研究から得られた、実験結果なので説得力があるのではないでしょうか?現在もその心理学実験は継続しているで、個人的にはすごく興味深い実験です。プレゼンターの英語も発音やスピード、単語などを総合して聞き取りやすいので、ぜひ挑戦してみてください!

それではTEDから「What makes a good life? Lessons from the longest study on happiness 」のタイトルでRobert Waldingerのプレゼンから英語を学んでいこうと思います!

 

  1. 内容
    1. 世界最古の心理学実験の発足背景
      1. 世界最古の心理学実験のグループ分け
    2. 75年にわたる心理学実験の結論
      1. 人間関係に関して3つの大きな教訓
        1. 周りとの繫がりは健康に本当に良い
        2. 本当に重要なのは身近な人達との関係の質
        3. 良い関係は身体の健康だけでなく脳をも保護する
    3. なぜ私たちは健康に、そして幸せになれないのか
    4. 私たちにできること
  2. 要約
    1. 世界最古の心理学実験の発足背景 : 更なる努力をし、もっと成果を出すようにと常に求められている世の中で、ある人の全人生が展開されるのを観察しながら、記録できないものでしょうかとし、人々を10代の頃から老年まで追い幸福と健康の持続に本当に何が必要なのか探索しようと始めた。またこの研究は今もなお進行中で、元の724人の内の約60人が未だ健在で今も研究に参加している。
      1. 世界最古の心理学実験のグループ分け : 1938年以来、男性の2グループを追跡している。1番目のグループは研究が始まった時、ハーバード大学の2年生で、第2次世界大戦中に大学を卒業し殆どが戦争に行きました。2番目のグループには、最も問題の多い貧困家庭出身の人達だからという理由から、ボストンの極貧環境で育った少年達がこの研究の為に選ばれた。長年の研究の結果、社会の底辺から這い上がりずっと上まで登り詰めた人もいる一方、それとは反対の方向に人生を辿って行った人もいた。
    2. 75年にわたる心理学実験の結論 : 私たちを健康に、幸福にするのは良い人間関係に尽きる。これから人間関係に関して3つの大きな教訓があった。
      1. 人間関係に関して3つの大きな教訓
        1. 周りとの繫がりは健康に本当に良い : 家族、友達、コミュニティとよく繋がっている人程幸せで、身体的に健康で繫がりの少ない人より長生きするという事が分かった。また孤独は命取りで、害となる。
        2. 本当に重要なのは身近な人達との関係の質 : 愛情が薄い喧嘩の多い結婚は、健康に悪影響を及ぼし、愛情のある良い関係は人を保護します。どの様な老年を迎えるかは当時の人間関係の満足度で予測が可能で、50才で最も幸せな人間関係にいた人が、80才になっても一番健康だった。親密な良い関係がクッションとなり、加齢過程での様々な問題を和らげてくれてるから。
        3. 良い関係は身体の健康だけでなく脳をも保護する : 堅固な良い関係をしっかりと、80代にまで持ち続ける人は、その関係に守られる。一方全く頼れる人がいなかったり、良い人間関係を持てなかった場合、記憶障害が早期に現れ始める。多少の口喧嘩があっても、お互い頼り合えると感じている限り、苦難に遭遇した時、口論しても後々まで残るという事なく、脳機能にも悪影響を及ぼさない。
    3. なぜ私たちは健康に、そして幸せになれないのか : 人間関係は複雑に込み入っており、家族や友達との関係をうまく維持して行くのは至難の業で地道な努力が必要なため、手っ取り早く手に入れられる生活を、快適に維持してくれるものを好むから。
    4. 私たちにできること : この研究で繰り返し示されたのは、最も幸せに過ごして来た人は人間関係に頼った人々だという事で、それは家族、友達やコミュニティだったり様々。私たちがに出来る事は実際に無限にあり、テレビやPCの前の時間を減らし、人と過ごす時間に投資をしましょう。なぜなら、良い人生は良い人間関係で築かれるから。
  3. 最後に

内容

世界最古の心理学実験の発足背景

今回のプレゼンターであるRobert Waldingerは、何が私たちを健康にし、幸福にするのかを疑問に思っていました。ある新世紀世代(ミレミアム世代 : 米国で、1980年代から2000年代初頭までに生まれた人を指す。インターネットが普及した環境で育った最初の世代で、情報リテラシーに優れ、自己中心的であるが、他者の多様な価値観を受け入れ、仲間とのつながりを大切にする傾向があるとされる。)を対象にした調査によると、80%以上の人は、最も大切な人生の目的に対して、お金持ちになることで、またその同じ若者の50%のもう1つの大きな目的は有名になる事でした。

働き、更なる努力をし、もっと成果を出すようにと常に求められている世の中で、ある人の全人生が展開されるのを観察しながら、記録できないものでしょうかとし、人々を10代の頃から老年まで追い幸福と健康の持続に本当に何が必要なのか探索しようと始めたのが、彼が現在携わっている研究です。

ハーバード成人発達研究は史上最も長期に渡って成人を追跡した研究です。75年間724人の男性を追跡し休むことなく、仕事や家庭生活健康などを記録しました。この手の研究のほとんどは10年もしない内に頓挫してしまうので、この様な研究は非常に稀です。またこの研究は今もなお進行中で、元の724人の内の約60人が未だ健在で今も研究に参加しています。その殆どが90歳代です。

 

世界最古の心理学実験のグループ分け

1938年以来 男性の2グループを追跡しています。

1番目のグループは研究が始まった時、ハーバード大学の2年生で、第2次世界大戦中に大学を卒業し殆どが戦争に行きました。
2番目のグループにはボストンの極貧環境で育った少年達がこの研究の為に選ばれました。1930年代のボストンで最も問題の多い貧困家庭出身の人達だからという理由からです。水道設備もないような安アパートに彼らの殆どが住んでいました。

研究が始まるとすぐ10代の彼らをインタビューし健康診断を受けさせました。我々は彼らの家に行きご両親達もインタビューしました。その少年達が今大人になり様々な人生を歩んでいます。工場労働者や弁護士レンガ職人や医師になったり、1人はアメリカの大統領になりました。中にはアル中になった人や統合失調症になった人もいます。この様に社会の底辺から這い上がりずっと上まで登り詰めた人もいる一方、それとは反対の方向に人生を辿って行った人もいました。

また、彼らの生活をしっかり把握する為、質問表を送るだけが仕事ではありません。参加者の居間でインタビューしたり、彼らの医者から医療記録も手に入れます。血液検査をし脳画像を撮り、子供達からも話を聞き、彼らが妻と最も気がかりな事に関して、話し合っている所を撮影します。

 

75年にわたる心理学実験の結論

彼らの人生から得た何万ページにもなる情報から分かった事は何でしょう?それは富でも名声でも無我夢中で働く事でもなく、75年に渡る研究からはっきりと分かった事は、私たちを健康に、幸福にするのは良い人間関係に尽きるという事です。これから人間関係に関して3つの大きな教訓がありました。

 

人間関係に関して3つの大きな教訓

周りとの繫がりは健康に本当に良い

家族、友達、コミュニティとよく繋がっている人程幸せで、身体的に健康で繫がりの少ない人より長生きするという事が分かりました。孤独は命取りで、害となるという研究結果が出ました。孤立化を甘んじて受け、生活している人は、あまり幸せに感じていないのです。中年になり健康の衰えは、早期に脳機能の減退も始まり、孤独でない人より寿命は短くなります。しかし 群衆の中や結婚生活の中でも孤独を感じることはあります。

 

本当に重要なのは身近な人達との関係の質

ここで重大な事は友人の数だけがものをいうのではなく、生涯を共にする相手の有無でもないのです。争いの真っただ中で暮らすのは、健康に悪い事が分かっています。例えば、愛情が薄い喧嘩の多い結婚は、健康に悪影響を及ぼし、恐らく離婚より悪いでしょう。愛情のある良い関係は人を保護します。

参加者全員を追跡し、彼らが80代になった時、中年の彼らを振り返り、誰が健康で幸せな80代になったか予測しました。彼らが50才の頃に得た彼らのデータを全て集めてみると中年のコレステロール値等とは関連性はなく、どの様な老年を迎えるかは当時の人間関係の満足度で、予測される事が分かりました。

50才で最も幸せな人間関係にいた人が、80才になっても一番健康だったのです。親密な良い関係がクッションとなり、加齢過程での様々な問題を和らげてくれてるようです。中でも特にパートナー共に幸福だと感じていた人達は80代になり、身体的苦痛があっても精神的に幸福だという報告が出ています。しかし不幸な関係にある人達は、身体的苦痛がある日には、精神的苦痛でその身体的苦痛が更に増幅されていました。

 

良い関係は身体の健康だけでなく脳をも保護する

堅固な良い関係をしっかりと、80代にまで持ち続ける人は、その関係に守られています。そういう関係にいる人たちは、何かあった時に、本当に頼れる人がいると感じている人の記憶ははっきりとしています。一方パートナーが全く頼れないと感じている人は、記憶障害が早期に現れ始めます。良い人間関係といっても、波風がない訳ではありません。ある80代のカップルは明けても暮れても小言を言い合っているかも知れませんが、お互い頼り合えると感じている限り、彼らが苦難に遭遇した時、口論しても後々まで残るという事はありませんでした。

 

なぜ私たちは健康に、そして幸せになれないのか

この教え(親密で良い関係の形成が私たちを健康にし、幸福にする)は今に分かった事ではありませんね。何故そんな関係は築き難く、無視され易いのでしょう。誰もそうですが、私たちは、手っ取り早く手に入れられる生活を、快適に維持してくれるものを好むからです。

人間関係は複雑に込み入っています。家族や友達との関係をうまく維持して行くのは至難の業です。その地道な努力は地味で、その上その仕事は死ぬまで続きます。75年間に渡る研究で定年退職後に、一番幸福な人は仕事仲間に代わる新しい仲間を自ら進んで作った人達です。

最近の調査での新世紀世代のようにこの研究の参加者の多くは、彼らが青年期に入った時、名声や富や業績が良い生活をするには、必要なものだと本当に信じていましたが、75年もの間、彼らの研究で繰り返し示されたのは、最も幸せに過ごして来た人は人間関係に頼った人々だという事した。それは家族、友達やコミュニティだったり様々です。

 

私たちにできること

あなたはどうですか?今 あなたが25才、40才、60才ならあなたが人間関係に頼るとはどういう事なのかでしょうか?あなたに出来る事は実際に無限にあります。テレビやPCの前の時間を、人と過ごす時間に充てる新鮮さを失った関係を活気づける為、何か新しい事をパートナーとする長い散歩とかデートなどです。また何年も話していない家族に連絡を取るのも1つの方法です。よくある家族の いざこざは遺恨を抱く人々にひどい悪影響を及ぼすからです。

最後に彼はマーク・トウェインの言葉を引用して終わります。一世紀以上むかし、マーク・トウェインは人生を振り返りこう書きました。「かくも短い人生に諍(いさか)い、謝罪し 、傷心し、責任を追及している時間などない。愛し合う為の時間しかない。それが例え一瞬にすぎなくとも」

 

良い人生は良い人間関係で築かれます。

 

要約

世界最古の心理学実験の発足背景 : 更なる努力をし、もっと成果を出すようにと常に求められている世の中で、ある人の全人生が展開されるのを観察しながら、記録できないものでしょうかとし、人々を10代の頃から老年まで追い幸福と健康の持続に本当に何が必要なのか探索しようと始めた。またこの研究は今もなお進行中で、元の724人の内の約60人が未だ健在で今も研究に参加している。

 

世界最古の心理学実験のグループ分け : 1938年以来、男性の2グループを追跡している。1番目のグループは研究が始まった時、ハーバード大学の2年生で、第2次世界大戦中に大学を卒業し殆どが戦争に行きました。2番目のグループには、最も問題の多い貧困家庭出身の人達だからという理由から、ボストンの極貧環境で育った少年達がこの研究の為に選ばれた。長年の研究の結果、社会の底辺から這い上がりずっと上まで登り詰めた人もいる一方、それとは反対の方向に人生を辿って行った人もいた。

 

75年にわたる心理学実験の結論 : 私たちを健康に、幸福にするのは良い人間関係に尽きる。これから人間関係に関して3つの大きな教訓があった。

人間関係に関して3つの大きな教訓

周りとの繫がりは健康に本当に良い : 家族、友達、コミュニティとよく繋がっている人程幸せで、身体的に健康で繫がりの少ない人より長生きするという事が分かった。また孤独は命取りで、害となる。
本当に重要なのは身近な人達との関係の質 : 愛情が薄い喧嘩の多い結婚は、健康に悪影響を及ぼし、愛情のある良い関係は人を保護します。どの様な老年を迎えるかは当時の人間関係の満足度で予測が可能で、50才で最も幸せな人間関係にいた人が、80才になっても一番健康だった。親密な良い関係がクッションとなり、加齢過程での様々な問題を和らげてくれてるから。
良い関係は身体の健康だけでなく脳をも保護する : 堅固な良い関係をしっかりと、80代にまで持ち続ける人は、その関係に守られる。一方全く頼れる人がいなかったり、良い人間関係を持てなかった場合、記憶障害が早期に現れ始める。多少の口喧嘩があっても、お互い頼り合えると感じている限り、苦難に遭遇した時、口論しても後々まで残るという事なく、脳機能にも悪影響を及ぼさない。

 

なぜ私たちは健康に、そして幸せになれないのか : 人間関係は複雑に込み入っており、家族や友達との関係をうまく維持して行くのは至難の業で地道な努力が必要なため、手っ取り早く手に入れられる生活を、快適に維持してくれるものを好むから。

 

私たちにできること : この研究で繰り返し示されたのは、最も幸せに過ごして来た人は人間関係に頼った人々だという事で、それは家族、友達やコミュニティだったり様々。私たちがに出来る事は実際に無限にあり、テレビやPCの前の時間を減らし、人と過ごす時間に投資をしましょう。なぜなら、良い人生は良い人間関係で築かれるから。

 

最後に

「すごい事実!」とは思いませんよね(^_^)。だって普遍的に見られるものですし、私たちは気づかないだけで、知っていますよね(°▽°)。良い人間関係では、やっぱりその中にいて気分がいいとか、気が楽だとか、楽しいとか肯定的な気分になりますよね。逆に人間関係に関して負担を感じるなら、その人間関係を切りたいとか、その輪の中にいたくないとか、否定的な気分になります。

私たちは、人間で世界中に分布しているので、相互作用をしながら生活するのは、必然になります。良い関係ならそのまま維持すればいいし、自分が気持ちよくない関係なら、切ってしまえばいいんです。人はいくらでもいます。相性だってあります。私たちは自由に選択が
でき、それを判別するためのものも持っています。良い人間関係が良い人生を作るという結論は、正しいと思います。それはただ単に量ではなく質に限定され、また肯定的なものでなければなりません。

人生を決めるのはあなた自身であって、他の人や事象ではありません。自分がその輪にいて、気分がよく楽しいと感じる友達や仲間を大切にしましょう。そのような輪がなければあなたがその中心になり作っていきましょう。人々や事象に寛大でいましょう。いつかその恩は必ず返ってきます。時間がかかり大変かもしれませんが、お互い頑張りましょう!!!٩( ᐛ )و

 

じゃ bye bye (@^^)/~~~

 

 

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