TOEFLで80~100を目指すのと、100+を取ろうとするのでは難易度が格段に変わります。ある言語試験に関する調査によれば、TOEFLで115点取れれば、イギリスのすべての大学に、110点でアメリカのすべての大学に入学が可能だそうです。詳細に興味があるかたは下記からご覧ください。
100+を本気で目指すのであれば、かなりの時間と忍耐力が必要ですが、しっかり対策すれば大丈夫です。その具体的な学習法とそれに必要な英単語帳を紹介します。
*TOEFL試験でまだ100点を安定して取れていない方は、必ず先に下記の記事をご参照ください。
TOEFL 学習法
TOEFLはReading、Listening、Speaking、Writingで構成されており、総得点は120点となっています。それぞれ対策に必要な内容に関する記事は上げてあるので、下記を参照してください。
100+に必要な英単語帳
TOEFL TEST 必須英単語 5600
本書は100点以上を取るのに必要な単語が収容されているTOEFLテスト英単語3800の延長線にある英単語帳です。本書にある単語を覚えれば、TOEFLで高得点を取るのが容易になるレベルになります。
本書の半分は学問をベースにしたReading問題があり、またCDがあるためListeningと並行学習できるのが特徴です。あとの半分はそれぞれの学問に頻出数する単語が載っています。
TOEFLテスト英単語3800にある90%以上の単語を覚え終わった後に、学習を始めるのをお勧めします。
TOEFL TEST上級英単語2500
本書は実際にアメリカで作られた、アメリカの大学でよく使われいる上級単語が載っています。本書にある単語を覚えれば、ほぼTOEFL試験ではわからない単語はなくなる程度のレベルになります。
本書の特徴は、その本の大きさのコンパクト性や構成のシンプルさです。いろんな英単語帳があるなかで、わかりやすさシンプルではトップレベルです。またCDもあるため、効率的な学習ができます。
TOEFLテスト英単語3800とTOEFL TEST必須英単語5600では載っていない、上級単語が多くあり、TOEFLで高得点を安定して取りたい方にお勧めしています。
番外編
100+の点数を取るのには、上記の100+に必要な英単語帳を覚えるのは絶対前提条件ですが、それを適切に表現できなければ意味がありません。下の参考書はそれができるようなるためのノウハウが記された優れた参考書です。自分の英語の表現力を広げたり、英語の細かい違いを深く理解したいのであれば、下の3つの参考書をおすすめします。
TOEFL SpeakingとWriting対策におすすめの参考書
英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニング
本書はTOEFLだけでなく、英検一級やGREにも適用ができるSpeakingの対策本になります。論理的に自分の意見を言うための方法はもちろんのこと、様々なトピックに対する賛成や反対の意思を示す表現を学ぶことができます。
本書の目的は、単語数を伸ばすのではなく、討論や試験の時に使える、英語の表現の幅を広げることにあります。語彙は伸ばすことはできませんが、英語の表現力は格段に上がります。個人的にSpeaking対策をしたいのであれば、本書一冊で十分であり、英語学習には欠かせない最高の参考書と明言できます。
英語ライティング 至高のテクニック36
本書はTOEFLをベースとしたWriting 対策に非常に有効な参考書です。Writingに適した表現や文を作る上で必要なノウハウを学べ、論理的かつ整合性がある文が書けるようになりますが、全体的に上級者向きになっています。
本書の目的は、高得点を獲得するための文を書けるようになるだけではありません。本書を十分に学び理解すれば、TOEFLやILETS、GREなどにも適用が可能で、今のレベルよりも質の上がった文書が作れるようになります。
個人的にWriting対策をしたいのであれば、本書一冊で十分であり、英語学習には欠かせない最高の参考書です。
類義語の学習におすすめの参考書
発信型英語 スーパーレベル 類語使い分けマップ
本書は類語の細かい分別を知りたい方におすすめします。英語には同じような意味でも若干の違いがある単語が多くあります。それをよく整理し、区分したのが本書です。
状況や状態によって、どの英単語が適切なのか学べます。こちらは語彙を伸ばすためのものではありませんが、約15000単語ぐらいのレベルで構成されているため、すこしレベルの高い参考書になっております。
英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニングと組み合わせで使ってみたのですが、英語の表現力だけでなく、その細かい意味の違いも深く理解することができました。英語マニアの第一歩を踏むにふさわしい参考書だと思います。
*下は発信型英語 スーパーレベル 類語使い分けマップの旧版です。旧版は新版よりも簡単な単語で構成されており、内容は簡単です。必要であれば旧版も新版と並行して使用してください。
発信型英語 類語使い分けマップ
まとめ
情報は与えました。あとは努力次第です。個人的な願いなのですが、なぜ英語学習をするのか、将来英語を使ってなにがしたいのか、その理由をまず見つけてください。
TOEICや英会話であれば、短期間で対策はできますし、得点も取りやすいのですが、TOEFLやILETSなどは年単位で時間がかかります。個人の英語の実力にもよりますが、働きながらやほかのことと並行しながらTOEFL対策をするのはかなりの努力と忍耐力が必要です。
なので目標によって、どの程度英語が必要なのか吟味して、楽しい英語ライフを送ってほしいのが自分の願いです( ̄∇ ̄)
References – YouTube.com
thumbnail – toeflvocabulary.com
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