ListeningもReadingと同様に対策は簡単です。TOEFL Listeningの過去問を、聞きまくれば大丈夫です、、、と思っていた自分がかつていました。学習方法は間違っていません。ただ自分の場合は、40時間分のListeningの内容をほぼ理解し、試験に臨みましたが、思ったよりListeningのセクションでは点数を稼げられませんでした。(Speaking,Writingでの音声は余裕でした。)そんな失敗を踏まえた上で、Listening対策法を紹介したいと思います。
TOEFL Listening 対策
TOEFL Listeningで何が求められているのか知る
TOEFL Reading 対策でも紹介しましたが、TOEFLの点数を上げたい場合は、TOEFL試験自体を知ることが重要です。こちらを正確に説明してくれている動画があるので共有します。
この方はJosh MacPhersonという方で、TST PrepというオンラインTOEFLスクールの代表です。このTST PrepではReadingだけでなくListening、Speaking、Writingの対策はもちろん、有用な無料教材が多くあるので、TOEFL学習に役立ててください !
こちらの動画を要約すると下記のようになります。
Listening対策の秘訣
- 北アメリカの学問的な価値に合わない選択肢を消す – TOEFLはアメリカの大学生活に焦点を当てているので、アメリカの大学職員が生徒に対して、どんな仕事をするのか把握する。
例:アメリカの大学職員は学生に対して ①必要ならば責任を持つ ②助けられるならば、助けなければならない ③批判的思考を重視する ④公正である - 詳細な情報に焦点を傾ける – TOEFLでは詳細より、内容の理解度が問われる
- 積極的なリスナーになる – 目的を持って、本当に必要な部分だけを聞き取れるようにする
- 大学生のようにノートを取る – 効果的なメモは、Listeningの理解度を上げる
- 敵に目を向ける – 物音や他の人を無視して、Listeningだけに集中する
- 問題のタイプを特定する – 問題のタイプによって、回答がある程度特定できる
- 問題ごとに時間管理をする – 問題の解答の効率性を上げるため
- 追加教材を使う – TOEFLの過去問だけを解くのではなく、さまざまな教材やサイト等の媒体を使って学習する
- 自分の英語能力の発展をたどる – 達成物や学習し終わった教材を、視覚化するすることでモチベーションを上げる
- 英語ができる先生を探す – フィードバックを得ることで英語学習が円滑になる
具体的にこの内容をより深く理解したい場合、上記の動画を見て学習することをお勧めします。
出題される学問の背景知識を覚える
TOEFLは、大学生なら知っておくべき、教養や知識に関する問題が多く出題されます。
例えば、人類学、考古学、世界文明、アメリカの歴史や法律、生態学、生物学、植物学、環境問題、気象学、天文学、地学、人体、化学、物理、芸術、経済学、建築学、心理学、先端技術etcが出題範囲です。
試験当日はこれらの歴史だったり、技術や研究等の応用が重ねられた問題が出てきます。なので、あらかじめこれらの簡単な知識を頭に入れておくのがいいでしょう。なぜなら、何も知識がない状態とある状態では、試験を受けたとき、頭の情報処理速度が全然違うからです。試験の時に、少しでも時間や余裕を持ちたいのであれば、これらの内容をあらかじめ学習することをおすすめします。
単語を覚える + その単語と音を結びつける
ただ単語を覚えただけでは、TOEFL当日にListeningの試験を受けたら100パーセント詰みます。なぜなら、文字上の単語を覚えただけで、読めたり書けるようになったとしても、耳でその単語の音を認識するのはまた違う話だからです。英語は流動的な言語で音のつながりによっては、音が省略されることや自分が思ったのと違う音の場合が多いのです。
また、単語を覚える際は以下のことに注意してください。
- 五感をできるだけ使うこと
- 文字よりイメージやイラストで単語を覚えること
- 単語とその単語の音を結びつけること
- 単語帳を最低でも3回から5回は繰り返すこと
- 覚えた単語を積極的に話したり、エッセイを書くなどをしてアウトプットをすること
自分は単語を覚えるときは、単語帳をよく用いました。TOEFLを受ける前に三冊の単語帳を使っていたのですが、三冊とも4周しました。単語帳は繰り返すことによって初めて絶大な効果が現れます。
また音声やエッセイを書いたりして、単語やその使い方を覚えていきました。なぜなら、音声と単語を結びつけることによってListening対策にもなり、覚えた単語をエッセイで用いてアウトプットをし、ネイティブの友達に添削してもらうことによってフィードバックが得られたからです。
過去問を解く
リスニングの場合は、過去問を解きまくって大丈夫です。ただ以下のことに注意してください。
- リスニングを聞きながら、同時にその原稿も目で追う
- 最低でも4回は同じ、音声を繰り返す
- 全体の内容の理解よりも、どのような英単語が使われているか把握する
- リスニング中は全集中する
ただリスニングをしていれば、英語が聞けるようになるというのは、完全に迷信です。なぜなら、聞いたことがある音でも、その音が頭の中で文字として思い浮かばない場合、それはその単語の意味を理解していないのと同じことなのです。
上記に記載されていますが、最初はリスニングしながら、原稿を同時進行で読んで、単語とその音を結びつけるように努力しましょう。最低4回は同じ、音声を繰り返す理由は
1回目 – リスニング + 原稿
2回目 – リスニング
3回目 – リスニング + 原稿
4回目 – リスニング
と何度も音と単語を結びつけることで、自動的にその意味を理解できるようにするためです。また、試験当日は全体の内容を理解するぐらいで大丈夫なのですが、欲を出して過去問を解いている時は、できるだけリスニングに使われている英単語とどのような品詞が使われているのか、研究することをお勧めします。なぜなら、SpeakingやWritingで使える表現や熟語が見つかり、その試験に活かせるようになるからです。
まとめ
上記にあった内容は英語学習だけでなく、ほかの言語学習にも応用できるので、ご活用ください!こちらの記事が、TOEFL学習に参考になった、または自分の言語学習法はこうだと、思ったらコメントを残していただけるとありがたいです(о´∀`о)
References – YouTube.com
thumbnail – wiki-study.com
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